アイドル初心者〜結び〜

アイドル初心者が思ったことを書き綴るブログです

アイドル初心者日記⑨

アイドルというのは本当にすごい存在だなと常々思う。

人にあれだけの勇気や元気を与えられるということもそうだが、大小規模の違いはあれど、人前に立ち、パフォーマンスをする。いいパフォーマンスをするために陰でレッスンに励み、ファンがついたら今度はファンを覚えるために努力する。

そういう見えない努力は非常に好感が持てる。

オタクも覚えてもらえて当然と思うのではなく、努力に敬意を表して、応援すべきだなと思う。

見えない努力はライブ中のパフォーマンスににじみ出てくる。前回のライブよりも良かった!ダンスめっちゃ良かった!そういう風にやっぱり見ている人は感じ取れる部分もある。

アイドルさんの気持ちは分からないが、人間褒められて嬉しくない事はないと思いたい。更に努力しようと思ってくれる良いスパイラルがあるとなお良いと思う。

ただ自分はファンに努力している所を見せるのもとても良いことだと思う。努力してるアピールは賛否両論だとは思うが、応援したいと思うファンにとってはある意味バロメーターの役割を果たす気がする。

頑張っている状態というのは周りを巻き込む。

応援したい、協力したい、そういったファンや関係者の思いが積み上がる事で、TVに出たり、新しいファンが増えるきっかけになったりする。

努力している姿は恥ずかしくない。

以前通っていた現場のリーダーはなかなか埋まらない定期公演の会場でワンマンでzeppを満員にしますと宣言し続けた。するとその思いはまずメンバーに伝染した。MCに積極的になり、ライブのパフォーマンスも向上した。MC苦手な子も必死に乗ってくる。新たな一面は新たなファンを掴む。

貪欲に色々なライブに出続けた。遠征も博多から仙台なんて弾丸も平気でこなした。

全てはzeppを埋める為。

対バン企画では人気で格上のグループと対バンをこぎつけ、実力を示した。

彼女達のやる気は上がり続ける。

毎日ツアーの宣伝もした。ファンからはチケット売れてないのではという声もあがった。

でもこれは浅い考えだった。

どこまででもギリギリまででも貪欲に恥すらも捨てて宣伝し続けていたのだ。

運営は採算を考えることなく、ラクーアでフリーライブを行った。アイドルの気持ちが運営をも動かした。

そして迎えたツアーファイナルzeppは満員だった。

彼女達はzeppを満員にしたという自信を(最強の武器を)身に付けた。

今や格上と思われていた対バン相手と肩を並べる彼女達はほんの数ヶ月で非常に成長した。

以前までの彼女達との違いは何か…それは意識の差だと思う。

アイドルはみな何かしら目標を持っていると思う。

ただ目標の為に何かしようと動ける人間は一握りだと思う。

だからこそ、少しの意識改革が与えるアドバンテージは大きい。

目標に貪欲に意識を持って、それだけで大きく成長できるそう期待できるアイドルは多い。持っている素質は素晴らしい子が多いのだから。

自分の主現場も含めて、期待を込めて